ブログ

B型肝炎におけるGOT,GPT上昇と亜鉛、セレンとの関連

B型肝炎におけるGOT,GPT上昇と亜鉛、セレンとの関連

日本国内のB型肝炎の感染者は、110~140万人と言われています。

このうち、昭和63年までの間に受けた予防接種またはツベルクリン反応検査の際に、注射器が連続使用されたことでB型肝炎ウイルスに持続感染した方は40万人以上とされています。

ご自分がB型肝炎に感染している事を御存じない方も多いのです。

B型肝炎に感染していても、症状が出ない、肝機能を表す数値が正常であれば安心できますが、GOTやGPTと言った肝臓の機能を表す数値が正常値より高くなってきたら要注意です。

どちらも40~45IU/Lが正常の上限値と見て下さい。

B型肝炎におけるGOT,GPT上昇と亜鉛、セレンとの関連1

肝臓は先ずウイルスによって、肝臓の細胞が傷つけられ、炎症を起こすためにGOT、GPTが高くなります。

B型肝炎患者60名を調べたところ、感染者の内、正常値を示した人と異常値を示した人の値の平均を採っています。

B型肝炎におけるGOT,GPT上昇と亜鉛、セレンとの関連2

異常値を示した人では、肝臓の細胞が傷つけられ、GOT、GPTが上り、肝臓を炎症から守っている亜鉛、セレンが減ってしまいます。

つまり、B型肝炎に感染している方は、日頃から肝臓の炎症の予防に亜鉛とセレンを補い、
肝臓をウイルスからの攻撃から守ってあげる必要があります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

お問い合わせ・資料請求等

お問合せや資料請求、お見積のご依頼はこちらのフォームからお願いいたします。

著作権の取り扱い

本コンテンツを各著作権者および株式会社メディコ・コンスルの許可なく複製、公衆送信、修正・変更、商業的に利用したり、第三者のウェブサイトに掲示・転載することは、著作権の侵害とみなされますのでご遠慮下さい。

ご注意

本サイトに関する参考文献等の資料のご請求は承っておりません。
予めご了承ください。

最新情報

医学用語解説サロンはこちら

カテゴリー

アーカイブ

ページ上部へ戻る