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5.272016
がん遺伝子とがん抑制遺伝子
がんの発生が遺伝子の異常で起きることは間違いありませんが、人の身体にはそれを抑える遺伝子と進めてしてしまう遺伝子があります。
がんは遺伝子が傷つけられて、正常でなくなった細胞が分裂・増殖することで成長し生命を脅かします。
元々は自分自身の細胞なのですから、事は厄介です。
がん遺伝子は本来は細胞を増やすために働く遺伝子で、人の成長に大切なのですが、他からの刺激を受けてがん細胞を発生させたり、増やす働きをしてしまいます。
それとは反対に、がん抑制遺伝子はがん細胞の増殖を抑えたり、小さくする働きがあります。
p53と呼ばれるたんぱく質が特に知られていて、p53の活動が弱まったり、傷つけられて変異が起きるとがんが発生することが分かっています。
つまり、p53を保護し、活性化させる事が重要なのです。
メタボリック症候群で問題になる「脂肪の蓄積」について、皮下脂肪や肝臓に溜まった脂肪の燃焼に働くAMPキナーゼ(代謝酵素)と言うありがたい酵素がありますが、これ自身ががん抑制遺伝子のp53に活力を与え、がん細胞の発生・増殖を抑える事に役立ちます。
つまり、「メタボの人」はAMPキナーゼ(代謝酵素)の働きが悪いので、がん細胞に対する力を発揮できにくいことになります。
メタボリック症候群は脳梗塞・出血、心臓病は勿論のこと、がん細胞に対する抑制作用も弱くなる危険性があります。
ミネラル成分の亜鉛はp53に直接活力を与えます。
加えてセレンはAMPキナーゼに活力を与え、間接的にp53を活動的します。
ミネラル成分の
も考えられますね!当社ホームページ、健康情報の
「がんの働きを抑える遺伝子(がん抑制遺伝子)p53と亜鉛・セレン」
をご覧ください。
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