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7.112018
原因不明の貧血は亜鉛欠乏性貧血の可能性あり
「貧血と診断されたら、鉄剤を取ろう」、今でも多くの人は当たり前の事として認識しています。
医師も迷わず鉄剤を処方していると思います。
鉄分を補うためにほうれん草や赤身の魚を食べ、野菜成分のサプリメント等を取っている方も多いと思います。
それで改善される方は良いのですが、なかなか改善しない場合があり、実はこれこそが、亜鉛欠乏性貧血である可能性が高いことが判ってきました。
スポーツ選手、特に女性長距離ランナーに貧血が多く、ゴール後に倒れるシーンを思い出される人もいると思いますが、鉄剤を投与しても改善が見られなかった事で、鉄欠乏ではない貧血の存在が注目されました。
血液検査で亜鉛欠乏が見つかり、亜鉛を投与後に、改善された事で亜鉛不足による、亜鉛欠乏性貧血だと分かりました。
15,000人以上の男女の住民調査の結果、女性では20~50歳で5%以上、70歳以上になると10%以上に貧血がみられました。
驚いたことに、亜鉛欠乏性貧血と鉄欠乏性貧血の割合は同じ程度でした。
亜鉛欠乏性貧血の人は赤血球が低い人が多いので、貧血気味であれば確かな亜鉛サプリメントと鉄剤を試してみる方法もあります。
血液検査をして自分自身の状態を知る事も必要なことです。
35歳~70歳の貧血の女性を選び、鉄剤、亜鉛製剤、鉄剤+亜鉛製剤の3つで効果の比較をしてみました。
これより、原因不明な貧血があるときは先ず亜鉛製剤と鉄剤を取ることが良さそうです。
アルフラットに配合されている亜鉛とビタミンCと紅景天は、貧血の方の味方になる可能性があります。
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